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中共の「スケープゴート」 次は誰だ

2012年01月04日


【新唐人日本2012年1月5日付ニュース】世界を驚かせた温州高速鉄道事故。責任を負わされたのはすでに自由を失った劉志軍前鉄道相と張曙光元運輸局長ら54人でした。発がん性物質が検出された蒙牛乳業は、責任を牛の飼料に押し付けました。評論家の意見を聞いて見ましょう。

評論家 赵培
「年末のこの責任のがれは中国共産党文化が作り出した。もう一つのブラックジョークです。蒙牛乳業の事件に対する、「東方衛星TV」の評価はー、「草よ 今回はあなたの責任だ」。

前回の三鹿社のメラミン入りミルク事件後、中共の責任逃れを風刺する漫画が出現、政府は三鹿に責任を押し付け、三鹿は酪農家に押し付け、酪農家は乳牛に責任を押し付け、乳牛は草のせいだと言います。今回 蒙牛が本当に責任を『飼料』に押し付けました。

温州の高速鉄道事故は7月23日に発生したのに、2月に自由を失った劉志軍と張曙光がスケープゴートになりました。聞きたいのは事故発生後 救助を停止し、車両を埋めるような事は劉志軍と張曙光が刑務所の中で指示したのでしょうか?鉄道省現職は責任逃れできますか?

これまでは「臨時職員」のせいにしました。多くのスキャンダルの処理に彼らが必要でした。例えば 、露天商を殴った城管は「臨時職員」、ひき逃げした警官も「臨時職員」、中共の「スケープゴート」には伝統があります。大躍進で大勢が餓死したのは「自然界」のせいで、文化大革命で蒙った損失は4人組のせいだというのです。「スケープゴート」はすでに中共党文化の象徴となり、中国人は党文化の洗脳を受け、固定観念が形成されました。「中央政府は良いが 下が悪いのだ」と、これは間違っています。

中国古代では 大事が起きると皇帝は自分の間違いを探し、自己反省をします。中共は制度と政策が間違っていることは決して認めません。反省を知らない政党が良くなることはあり得ないでしょう」

www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/12/30/a639240.html. (中国語)



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